ONE PIECE 原作story
□ふざけんなよ・・・
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「ふぅ…」
とりあえず朝の食事の用意まではした。
まだ誰も起きていないし、ほんの少しだけ俺だけの時間だ。
タバコに火をつけ煙を吸い込む。
肺に煙が行き届くとようやく落ち着いた。
ガチャ
「…ちっ」
俺だけの時間を邪魔するやからが来たようだ。
「あ？いきなり舌打ちかよ」
不機嫌そうに眉を寄せる剣士。
「普段は寝腐れてるくせになんで起きてきやがった」
朝から最悪なやつに会った。
どうしてもこいつとだけは馬が合わない。
男嫌いは自覚していたがまさかこんなに嫌いなやつが現われとは思ってなかった。
「たまたまだよたまたま」
「あーそーかよ」
どうでもいいという風に流してキッチンに篭もる。
「ったくイラつく」
ぶつぶつと呟きながらテーブルに料理を並べる。
料理のことだけを考えているうちはあんなやつのことも考えなくてすむ。