ONE PIECE story

□love you
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「全くお前という奴はわが高の恥を世間に晒してばかり・・・っ!!」
昨日他校の奴らを数人病院送りにしたせいでオレは指導室に朝っぱらから閉じ込められていた。
って向こうが仕掛けてきたのに!!

聞き飽きた説教を右から左に聞き流して少しでも反省しているように見えるように下を向く。
「聞いているのか?!」
「・・・はい」
聞いてないって!
ってかそろそろ腹減った!!
「クズはクズらしく大人しくしていればいいものを・・・」
「おぃ、おっさ「失礼する」
耐えかねて指導室の椅子を蹴り飛ばして立ち上がったところで知らない顔の奴が入ってきた。
「あ、スモーカー先生」
「・・・2人にしてもらっても?」
「あ、はい。こんな強情な奴退学にすれば簡単なのに・・・!」
「・・・・・・」
退学にしたいならしろって!
オレだってとっとと辞めたいんだよ!!
「すみませんが」
室内の気温が一気に下がるような声でそういうとオレを今まで説教していた教師も青ざめて出て行った。
「ははは、アンタ最高!」
「はぁ、アンタじゃない。一応教師だぞ」
「名前、教えてないくせに?」
「スモーカー。数学科だ」
「数学?何年担当?」
「一応お前の学年担当だ。まぁ説教か睡眠か知らんが毎回忙しそうだけどな」
「うっ・・・」
こんな教師見たことないと思っていたのにオレの学年担当かよ。
そりゃあ毎回寝てるから仕方ないし・・・ケンカすれば説教で1日つぶれるけど・・・。
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