Offering

□マシュマロもぐもぐ
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「・・・んはッ、はぁ・・・ぁあ・・・」

「マサ、エロすぎ」

「や、やめて・・・ばー、ちょん・・・」

「やだ。全部飲み込むまで止めないから」


こんなことになるきっかけは、ほんの数分前に遡る。


ここ最近、稽古だ本番だっていってオフが無かった。
本当は今日も稽古のはずだったんだけど、色々あってオフになった。

久しぶりのオフ。
最近寝不足だから1日寝よう。
そう思ってた・・・


『prrr prrr』


まさかの電話。

少しイラつきながら電話に出た。


「もしもし?」

「あ、もしもしマサ?」

「うん・・・」

「今日、暇?」

「あー、今から寝ようと思ってたとこだけど」

「あ、そっか。じゃ、今からマサん家行くから」

「あぁ・・・はぁ!?俺、今“寝る”っていう予定があr『ピーンポーン』あ、ちと電話切るわ」

「うん」


ばーちょんからの電話を切って、玄関に向かった。


『ガチャッ』

『バタン』


見間違い、だよね。
うん。見間違い見間違い・・・


『prrr prrr』


・・・はぁ。


「もしもs「ドア開けてくれませんかね、中河内さん」あ、はいー」


さすがに開けてあげないと後が怖い。
いくら俺より年下でも、何をするか分からない。
特に彼なんかは・・・


『ガチャッ』


「何しに来t「おじゃましまーす!」お、おい!」


俺の言葉を無視して家に入ってきた。
不法侵入で訴えてやろうかな。
(今、何つった by馬場)
あ、すんません。


「あ、ばーちょん。その手に持ってんのは?」

「あぁ。これ、マシュマロ。・・・ほら」

「で、なんで?」

「え?マサと食べたいからに決まってんじゃん」

「あ、そう。・・・で、他に無いの?」

「うん」

「飲み物も?」

「マサん家にあると思って」

「大したもん無いけど」

「・・・別にいいや。マシュマロ食べられれば」

「あ、そ・・・」

「よし、食べよ」

「あ、うん・・・」

「はい、あーん」

「へ?」

「だから、口あけて?」

「いや、別にそんなことしなくてm「あーん」・・・」


あー、食べちった・・・
マシュマロは普通においしい。
・・・次用意しとるし。


「はい、マサ」

「いや、自分d「口あけろ」はい」


ばーちょんには何故か逆らえず・・・
言われるがままに食べされ続けた。

それで冒頭に戻る。



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