GOD EATER

□計画の布石
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「…最近の君の活躍は目を見張るものがある」

驚いた様子の雪姫に支部長はいつものように話しかけた



「あっ…ありがとうございます」

突然の褒め言葉に驚きつつも素直に喜ぶ雪姫




その様子を見てライエルは余計に不機嫌そうな顔になった
















「この短い間にチームを束ねるほどの存在になるとは…
新型の面目躍如と言ったところだな」


「そんなことありません!
皆さんの協力があったからです」

顕著な彼女は周りの人を褒めた

その笑顔からは本心しか見えなかった




















「さて…知っているかもしれないが、エイジス計画がそろそろ最終段階に入りつつある」


そう話す彼はだんだんと言葉に熱が篭り始めた




「アラガミの脅威から我々を守り、人類を新たな道へとみちびく箱舟…
それがやがて完成を迎える!実に喜ばしいことだ!
もう少しだ…
あと、しばらく、君たちの力を貸してくれ」


「はい!」


ヨハネスの言葉に元気良く答えた瞬間に来客を知らせるブザーが鳴る






「来客だ
申し訳ないが続きは後日にしよう

ともかく、君たちのさらなる活躍に期待しているよ
以上だ、下がりたまえ」



「はい、失礼します」

そう言って雪姫は一礼をして部屋を出る












部屋の外にはサカキが立っていた


雪姫が一礼をして通り抜けようとすると、すれ違いざまにサカキが話しかける












「キミは好奇心旺盛な方かな?」




















「え?」

不思議な問いかけに立ち止まり、サカキの方を見る


しかし彼はすでに支部長室に入っていた



キラリと何かが光り、手に取ってみるとそれは何かのディスクだった
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