Tribute

□七不思議【中編】
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「…ねぇどうして今日はそんなに私から離れるの?」



任務の途中でペアのサクヤにそんなことを言われてしまった


ライエルはサクヤもあの計画に加担している可能性があったので少し離れて歩いていたのだ







「…日向たちから何か聞いてます?」

ここは素直に聞いてみることにした






「いいえ何も
柚依ちゃんがどうかしたの?」

「いえ、聞いてないなら良いです」

本当のことだと判断したのでライエルは少し近づく



























「もしかして何かやらされそうなの?」



(恐ろしい…)

ライエルは思わずそう思ってしまった

女の勘とはこうも当たるものなのか…と思ったのだ





「えーと…そういう事になりますね…
僕だけは逃げ切ったので今のところ平気ですが…
ソーマと深月は捕まりました」

「あらあら
大変そうねぇ」

「ホント…誰があんなこと考えたのやら…」



内容が凄すぎてもはや呆れている

だからと言って素直に着てあげる気はさらさら無いのだが…





「そういえば柚依ちゃんからメールが来てたわ」


「!」

思わずサクヤから離れるライエル






「まだ読んでないわよ
任務が終わって帰ってから読むわ」

ということは今のところは何もしないでくれるのだろう

そう思いまた近くへと向かう










「さてと・・・それじゃあさっさと終わらせましょうか」


「…了解」


二人はアラガミとの戦いへ向かった
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