GOD EATER

□もう一人の新型神機使い
2ページ/4ページ

「皆久しぶりやな」

青年が先ににこやかに挨拶をする

少し嘘くさい大阪弁で話す男はニコニコとこちらを見ている








「…誰?」

思わずライエルはソーマに聞いた

「あいつは狩沢 飛燕(かりさわ ひえん)
俺の少し前にこの支部に入隊したんだが…
今日まで違う支部に転属されてたんだ」

どうやらこの青年は元々この支部にいたようだ
















「なんやソーマ…
暫く見ィひんうちに丸くなったんやな?」

飛燕はソーマとライエルが仲良さそうに話す様子を見てそう、からかうように言った


「そんなつもりはない…」

「ふーん…」

何やらニヤニヤと飛燕が笑みを浮かべている


















「飛燕
真面目に自己紹介しろ」

冷めた声で一喝するツバキ

「あらら…
済まへんなぁツバキさん」

ツバキに怒られ流石に罰の悪そうな顔をする





「俺は狩沢 飛燕や
昨日まではイギリス支部に居ったんや
イギリス支部にはぎょーさん可愛い子が居ったでー」

そう言って再びニコッと笑う





「…飛燕…」

ツバキが飛燕に責める様な目で見る






「ツバキさんは別嬪さんやで♪」

特に悪びれる様子も無く飛燕はウインクをしている






「喋り方でもわかる様に俺はここが日本って言われてた頃で言う『大阪』ゆーとこの出身や
見てわかるよーにマイペースな性格や
まぁよろしゅう」

そう言って満面の笑みを浮かべる














「飛燕はどこの部隊にも所属せず、遊撃隊のような存在になる
いつか一緒に任務に出てもらうこともあるだろう」



飛燕の言葉に補足ようにツバキが言葉を紡いだ
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ