GOD EATER
□終焉の時
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アリサが合流し、三人で周りに気を配りつつ索敵する
「これは…いよいよ、キナ臭くなってきたな」
リンドウがそう小さく呟いた
すると何処からかアラガミと思われる声が微かに聞こえた
その声にびくっと反応し、立ち止まるアリサ
「どうかしたか?」
不思議に思ったリンドウが話しかけた
「い…いえ、何でもありません
側面、後方共にクリアです」
「そうか…進むぞ」
先程から何かが可笑しいアリサを気にかけながらリンドウ達は進んでいく
教会の入り口へと向かっていくとその向こうから現れたのは…
「何?」
現れたのはソーマ率いるライエル、コウタ、サクヤのチームだった
「お前ら?」
これにはリンドウも驚いたようだった
「あれっリンドウさん?何でここに?」
コウタはすぐには気付かなかったのか間抜けな声で問いかけた
「どうして同一区画に2チームが…どういうこと?」
サクヤも驚き、疑問をリンドウに向けた
「考えるのは後にしよう
さっさと仕事を終わらせて帰るぞ」
第一部隊のリーダーでもあるリンドウが冷静にそう判断する
「俺達は中を確認、お前達は外を警戒
…いいな」
的確な指示を出し、リンドウ、アリサ、雪姫の三人は中へと向かっていく