GOD EATER
□リンドウの遺品
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「よし、以上でブリーフィングを終わる」
ツバキの凛々しい声がエントランスに響く
「準備が出来次第、始めてくれ」
そう言い終わると、ライエルは小さく頷きその場を立ち去ろうとする
ライエルに倣い、サクヤも立ち去ろうとする
「それとサクヤ、お前は少し残れ」
しかしツバキの静止の言葉によってそれは出来なかった
その言葉を聞いたライエルは直感的に悟った
自分がブリーフィングに呼ばれた理由を
ツバキにはサクヤを戦場に出す気がなかったのだろう
そのため、ライエルもブリーフィングに呼び、リーダーの代わりをさせようとしていたのだ
そう思いつつライエルは黙ってその場を立ち去った