GOD EATER
□アリサの決意
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「説明は以上だ。何か質問はあるか？」
ブリーフィングを終え、ツバキが周りを見渡すと
「あの…」
コウタが遠慮がちに手を挙げた
「アリサを今回の任務に出してあげてほしいなー
…なんて…」
ツバキの顔色を窺うような物言いではあったがコウタは最後にはアリサに微笑みながら言った
「ほら、彼女最近その…頑張ってると思うんだ」
「お前もか…」
コウタの言葉を聞いたツバキは小さな溜め息を零す
ツバキのその一言にアリサが小さな反応を示す
「…お前も…？」
ツバキはそんな呟きに気付かず全員の方を見て問いかける
「他の者はどうだ」
暫く黙りこむ第一部隊
「私はもちろん賛成です
彼女の成長ぶりは私が一番知っていると思います」
そう言って雪姫はアリサに向かって微笑んだ
「雪姫ちゃん…」
嬉しそうにアリサも微笑んだ
「…私も…賛成です」
そう言ったのはサクヤだった
「サクヤさん…！」
その言葉に嬉し涙を流しそうになるアリサ