奈央の寄り道

▼書込み 

07/22(Mon) 02:09
奈央
27

でも、ひとまずここで私の最悪な週末について言い訳させてもらおう。この話を聞いて君たちがどう思うかは君たちの自由だ。



金曜日。
最近、レポートやらテストやらばっかに追われててかなりきついし、忙しい。その上、来月サークルのライブあるからバンド練習も入ってるし。サークルは楽しいのに私も同期も先輩方も疲れてて楽しくないし、いらいらする。そんな状況で初めて先輩と組んでるバンドの練習があった。もちろん全く上手くできなかった。
上手くできない自分に更にいらいらした。
放課後はもう一つ、同期と組んでるバンドの練習があった。先週あった練習の時とまったく進歩してない上に、ベース担当にこうした方がいいああした方がいいっていろいろ言われてしまった。凹んだ。
凹んだのをギター担当に察せらてLINEで気にすんなよってメッセージもらって更に凹んだ。
帰りの電車の中でできたばかりのマメ引きちぎったり、かまってちゃんツイートしたくせに家帰って意識失うように寝て起きたらそのことを覚えてなかった。

土曜日。
土曜は講義がない、休みの日なわけで。
でも、レポートのために美術館に行かないといけなかったから学校の近くの美術館に行った。
学校の最寄駅近くの商店街でお祭をやっているから用が済んだら一緒に行かないかと二つ上の先輩に誘われたので、昨日嫌なこともあったしその日は一旦忘れてリフレッシュしようと思ってそのお誘いを受け入れた。待ち合わせ場所には三つ上の先輩や同期もいた。お祭まわってる途中で一つ上の先輩やOBの先輩とも合流した。
お祭の途中と後から合流する人待ちのために入ったお店で缶一本とジョッキ一杯飲んだら眠くなってふわふわした。お店を出たら気持ち悪くなった。
そろそろ予約してたお店の時間だし、後から来るって言ってた人もそろそろ来るからって予約してたお店に移動しようとしてたところで、我慢できなくなって先輩方やお祭で来た人たちの前で吐いた。それはもう、思いっきり。
一つ上の先輩と同期が抱えて近くのベンチに座らせてくれた。その後は頭痛と吐き気とで記憶が途切れ途切れになってる。ひたすら気持ち悪かった。ベンチ座った後も吐いたし。
ただずっと一つ上の先輩が隣に座って背中さすってくれたのは覚えてる。同期も背中さすってくれたり、うちわであおいでくれたり、ペットボトル渡してくれたりした。訳わからなくなって先輩のズボン掴んだり、同期の手握ったり、きつくて先輩に寄っかかったり、寒気が襲ってきて先輩にぴったりくっついたりもした。
今思い出すと死ぬほど恥ずかしい。二人とも男性なのに。穴が無くても自分で掘って入りたいくらい。
なんとか少し落ち着いたところでここは女性が必要だと言って先輩が連絡取って家が近くの二つ上の先輩と一人暮らししてる一つ上の先輩が上着持って助けに来てくれた。
その二人の先輩に抱えられて一人暮らししている先輩の部屋に連れて行ってもらってベッドをお借りした。二つ上の先輩がポカリ買ってきてくれたりした。ベッドお借りしてる間も気持ち悪くなってトイレで吐いたりした。
終電も行っちゃったし帰れないことが確定したので親に電話する。父親ブチ切れ。よく理由も聞かず電話ブチ切る。でも、帰れないことには変わりないのでそのまま泊めてさせていただいた。二つ上の先輩は親に電話した時点で大体事は終息したと判断して帰った。
次の日、シャワーお借りして少しして帰らせてもらうことにした。先輩、留学前で忙しいだろうにすごい迷惑かけてしまった。気遣ってパーカー貸してくださったし。
家着いて父親には熱中症で倒れて体調が悪くて帰れなかったの一点張りしたら特に何も言われなかった。母親は私の嘘には気が付いていたらしいが、彼氏ができて嘘ついてまでも彼氏の家に泊まりたかったんじゃないかとか勝手に妄想そていたらしい。やっぱりこの人は私の親だ。頭の中がお花畑だ。父親に本当のことが知られたらさすがにぶっ殺されるんじゃないかと思う。

☆の付いている部分は必須項目です。

名前

題名

メッセージ
1,000文字まで

あなたのフォレストID

あなたのパスワード

削除pass

文字の色



アイコン


画像認証
不正な書込みを防ぐために行います。下の画像に5桁の文字が書いてありますので、その文字を半角英数字で入力してください。文字が読みにくいときはで画像が変わります。

文字入力:

投稿規約をご確認のうえ、同意する

※投稿規約をお読み頂き「同意する」にチェック入れて送信して下さい



[戻る]



©フォレストページ