桜の咲く頃に月は昇る

□〜Angel Beats〜
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東京都、江東区東雲

「部長、スタンバイお願いします!」

私、陽ノ本アカリ、小学6年生、
女子ホスト部、通称、クラブ『リーザ』の部長、やってます!

No.1じゃないけど…。

でも、部長として、一生懸命、頑張ってます!

それでは今日も1日、頑張ります!

全員「いらっしゃいませ!ようこそ、クラブリーザへ!」

アカリ「ご指名ありがとうございます。部長のアカリです。」

今日も、問題なく接客出来そう。

客「君たち、可愛いねぇ。


この人、執拗に身体を触ってくる。

確かに、この制服は…所謂エロ可愛いから、下心アリアリのお客さんも来るんだよ〜っ。

?「なんですか、ここは、お触りパブじゃありませんよ!」

あっ…

「リーザ様!」

お客さんと私の間に入って来た。

彼女は、初音笑瑠

クラブ『リーザ』のNo.1ホストガールで通称『リーザ様』と呼ばれている高校生。

「お客様、私たちクラブ“リーザ”は東雲地区を代表する部活動です。お触りをご希望でしたら、ほかをあたってみては如何でしょう?」

客「何を!」

「アカリちゃん、一緒にお客様のお見送りをしてくれるかしら?」

「えっ…はい。」

「こんなところ、二度と来るか!バカ野郎!」

「うふふ。またのお越しをお待ちしています。」

リーザ様と二人で、酔っ払い客の見送りをしてふと気になったことを聞いた。

「リーザ様、あのお客様に“また来て下さい”って、どうしてですか?」

「あの人、あぁ言っていたけど…いつも来てくれるのよ。もちろん、制服見たさにだけど…。」

「…へっ、へぇ…。」
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