Gag

□勉強なんてしたくない
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『勉強なんてしたくない』
倉間「お前、南沢先輩に謝れ」



雪奈『拓人、コレ分かんない』

神童「・・・本気で言ってるのか?」

雪奈『私はいたって真面目。蘭丸、解
ける?』

霧野「余裕。つーか、1年でも解けるわ」

雪奈『私が解けないものを1年が解けるとでも!?マサキー』

狩屋「はい?うわ・・・なんですか、この簡単な問題」

雪奈『え・・・解けるの?』

狩屋「いや、だって1年で習うことのちょっとした応用だし?剣城くんも解けるだろ?」


剣城「は?まぁ、一応は」

雪奈『二人とも頭いいんだね・・・』

霧野「お前がバカすぎるだけな」

神童「霧野っ!」

雪奈『蘭丸、後で殴る。でも、本当に凄いね』

影山「二人ともテスト順位は学年の上位に入ってますよ」

雪奈『はい!?えっと・・・ちなみに輝は?』

影山「僕はですね、普通です」

雪奈『あ、そうなの?てっきり輝も上位かと』

天馬「何いってんの!輝いっつも20番台じゃん!」

雪奈『それなら充分です。ちなみに私は下から数えたほうが断然早いけどね!!』

神童「いばるな、ほら教えてやるから」

雪奈『はーい』

狩屋「あ、キャプテン。なんだったら俺が先輩に教えますよ?」

神童「いいのか?」

狩屋「はい。先輩たちのテスト範囲かなり広いみたいですし、先輩に教えてたら時間なくなりますよ?」

霧野「もっともすぎて否定できないな」

雪奈『ちょっと待ってよ!!流石に後輩に教えられるのは嫌だよ』

神童「これを機に真面目に授業受けろ、ということで狩屋頼んだ」

霧野「三回説明しても理解しなかったら先輩だけど頭叩いていいぞ」

雪奈『ちょっ・・・拓人!蘭丸!』

影山「先輩、僕も教えますから!!」

雪奈『輝、私にもプライドっていうものがね・・・』

影山「僕じゃダメですか?」

雪奈『う・・・』

天馬「俺も教えてよー、全然分かんない」

剣城「お前は俺が教えるから先輩の邪魔はすんな」

天馬「はーい」

狩屋「さて、先輩。分かるようになるまでじっくり教えてあげますよ」

雪奈『その笑顔怖い!!』

影山「頑張りましょうね」

雪奈『は・・・はい。お願いします』



(先輩さぁ、何でこんなのも分からないわけ!?)
(て・・・てへ?)
(ふざけんな)
(松風お前・・・)
(俺、勉強できないんだよね)
(知ってたけど酷すぎだろ)



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