TOV
□新年パーティー
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俺の部屋を勝手に訪れて
「みんなで新年パーティーしようよー」
なんて言ったのはあのおっさんで
それに乗ったのはええと・・・そうそう、カロル先生だったな。
「凛々の明星は全員参加ね!」
とまぁ、言ったのもカロル先生だったな。
それに意義は俺もないわけで普通に賛成してしまったけどな。
俺の中では、最大でラピード含めて6人集まれば上出来だったわけだがどういうわけか全員が集まってしまった。
嫌ではなくむしろ嬉しいぐらいだ。
今では、みんなが個別でいろんなことをしているため騎士団長のフレンとお嬢様のエステルは忙しいためリタはこういうところを好まないためと何らかの理由があって無理だろうと踏んでいた俺にはこれほどないどっきりだった。
カロルはもっと喜んでいるみたいだったけどな。
開催場所は俺が女将さんに酒場を貸してほしいと頼んだら心よく貸してくれた。
女将さんは本当に優しい人だ。
そんな過去を振り返っている間にもパーティーは始まろうとしているわけで
おっさんが前に立って司会をしていた。
「それでは、今から俺様主催の新年パーティーをしたいと思います!!」
「おっさん、うざ!」
「おっさーん。ココの場所借りたの俺だぞー」
「ぃや、おっさんが主催ってだけだからね?」
「ユーリ、レイブンさんをからかうのもほどほどに・・・」
「分かってるって」
俺の隣に居たフレンはいつもどおり小言を言うわけで俺はそれをいつもどおり流す。
「青年とリタっちにいじめられたけどとりあえず乾杯!!」
「「「「「「「かんぱーい!!」」」」」」」
とまぁ、景気よく新年パーティーは開催された。
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