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□悪夢の中の光
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―悪夢の中の光―



あの世へと戻る間にたくさんの魂を見た。

地球では更に多くの人々が死んでいっているようだ。


―あぁ……気分悪い―
心の中で悪態をつく。こんなにひとが死んでいるのだ。しかも、自分は戦うことを許されてない。
きっと、この状況下で一番もどかしい思いをしているのは私ではないだろうか?


そんなことを考えていたとき気づいた。

―孫悟飯の気が感じられる。―


変だ。何故気がある?死んだら、気は無くなるはず……

と言うことは生きてる??

私は瞬間移動を使い、孫悟飯の元へと飛んだ。

―――――――

ついたその先は界王神界。

そこには界王神様。キビト、孫悟飯がいた。

どうやら修行をしているらしい。

『こんにちは!』

あいさつしてみる……
三人は振り返り目を丸くする。

「りくさん!どうしてここに??まだ帰る時間ではないのでは?」


『あぁ……そうなんだけど…色々とあってさ。いやぁ、それよりも!三人とも生きてたんですね〜。』

りくが笑いながら言うとキビトは顔を真っ赤にして、今にも怒りそうな顔をし、その顔を見た悟飯は苦笑いを浮かべた。


『取りあえず、休憩しましょう。今の地球の状況を説明します。』

りくは順を追って説明をした。

『それにしても、あんたの父親頭悪いのか良いのかって感じ!いつも、抜けてるのに…戦闘の時だけは的を射た発言するんだもん。』



「ハハ……そうですかね。でも…尊敬出来るとこもありますよ。」
悟飯のどこか、懐かしげな表情に彼の父が今まで死んでいたのを思い出した。




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