09/28の日記

22:35
2012/9/27夜〜9/28 南相馬応援プロジェクト第3弾
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Get Lively南相馬便担当、サカモトより、昨日実施した第3弾のレポートです。



9月28日(金)の南相馬応援プロジェクトには、平日にも関わらず、岐阜からお越しいただいた方を含め参加者19名となりました。
初めて「助けあいジャパン」に掲載したこともあり、Get Lively初参加の方も多数。

当日はあいにくの雨で作業中止となり、急遽視察ツアーとなりました。
そこで南相馬市北部鹿島区と中部原町区沿岸部の被害状況をバスで視察後、南部小高区へ。
小高区は原発から20キロ圏内にあり、2012年4月16日に警戒区域が解除となり復旧作業がようやく始まったエリア。
地震・津波による甚大な被害に加え、現在もなお居住することができず人影がほとんど見られない現状を目の当たりにした参加者からは、以下のようなコメントをいただきました。

*1年前と変わらない現状に衝撃を受けた
*日常が破壊された状況を眼にし、自分も何かしたいという気持ちが強くなった
*平地で津波に襲われ逃げ場がなかったんだろうと思うと、言葉がない。できることをたくさんしていきたい
*小高区の現状にショックを受けた。小さな力だが長い目で支援を続けたい
*他の被災地では、人の姿をみかける。しかし小高区はシャッターが閉まっていてゴーストタウンと化しているのが大きく違う
*初めてボランティアに参加したが、テレビでしか観ていなかった被害を自分の目で見て衝撃をうけた
*1年半が経過し状況がよくなっているかと思ったけど、いまだに津波で流された車などがあり驚いた。この現状を周りにも伝えたい
*街中に人がいない中、営業している1軒の床屋さんが印象的だった
*桜井市長の講演会に行ったこともあり、南相馬には震災直後から来たいと思っていた。想像通りの状況だった
*今後地元とのパイプをつくるなどして、長い目で復旧復興支援をしていきたい

「雨で作業ができないならば、参加者同士が話せる時間がほしかった」というご意見もあり、運営側としては「被害状況を見ていただくこと」に集中しすぎてしまい、せっかく同じバスに乗り合わせた参加者同士の交流・情報交換に気が回らなかったことは大きな反省。この反省を、今後運営に役立てたいと考えております。

まだまだ試行錯誤の南相馬便ですが、第4弾も実施予定。
日程は確定し次第お知らせいたします。

改めてご参加いただいた皆様、スムーズな運営にご協力いただきありがとうございました。

(写真は参加者の皆様&浅野隊長@安達太良SA。帰途につくころには天候も回復しました)

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