゚*。エドクリームサンド。*゚
□お仕置きしなきゃ…ね?
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――――僕と兄さんは兄弟。だけどかけがえのない恋人。
そう言う関係だからこそ、狂おしく、愛しく、嫉妬深い愛情が生まれるのだ…。
アル「そろそろ兄さん帰ってくる頃かな?」
只今の時刻は17時30分。
アルフォンスは兄が帰ってくる前に夕飯の準備をちゃくちゃくと進めていた。
アル「♪♪今日は兄さんの好きなシチューを作ってるから喜んでくれるといいな♪」
鼻歌混じりに言った言葉は、鍋の暖かさに溶かされている様な感覚を覚える。
兄を想いながら作る料理は愛情が沢山詰まっている。
今日もきっと美味しく出来たはずだ。
アル「それにしても良い匂い…。シチューの前に兄さんを……イヤイヤ、そんな事は…」
アルは兄が帰ってきた時の事を考えながら嬉しい気持ちを溢れさせ、料理作りを進めていった。