short storys
□新年のご挨拶(2012年)
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「ちょっとォ〜!銀さんに神楽ちゃん、早く来てくださいよ!もう、始まっちゃってるんですからね!」
「新年早々うっせーなァ、コノヤロー!大体何が始まるっつーんだよ?」
「そうネ。別に何も始まってないアル」
「何言ってるんですかァ〜!2012年は既に始まってますよ!」
「何だ…そんなことかよ」
「それなら、言われなくてもわかってるネ」
「だったら、早く新年の挨拶してくださいよ!」
「にしても、去年はやたら早かったなァ」
「結局長編なんて、まだ1つも完結してないアル」
「そう言えば、そうですね…」
「それなのに管理人は、新年早々また新しい連載始めようとしてるみたいアル」
「マジでか!?」
「ようやく出番が回って来たか…」
「あれ?桂さんじゃないですか!」
「ヅラ!何しに来たアルか?」
「ヅラじゃない、桂だ!!2012年になり、ようやく俺の時代がやって来るのか…」
「ヅラァ、お前なに寝ぼけてんだ?いつお前の時代が来たって?」
「いや、さっきリーダーが管理人が新しい連載を始めると言っておったからな。今まで俺は、自分の連載が始まるのをずっと下でスタンバッていたからな…なぁ、エリザベス?」
「……」
「…あの〜桂さん。以前もあったと思うんですけど…この状況でエリザベスがプレートあげても、なんて言ってるか伝わりませんよ?」
「…えっ、そうなの?」
「そうなのじゃねーよ!!お前の連載なんざいつまでたっても始まらねーよ!もういいから帰れ、コノヤロー!」
「やっと出番がきたと言うのにもう帰れとはどういうことだ、銀時!!やっぱり九兵衛殿がいれば俺はいらないと言う事か!?」
「それより、去年から言いたいことあるネ!」
「あっ、僕もですよ!」
「あ?何だよ、2人して…?」