フェチシリーズ

いつもと変わらぬ君なのに
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「…そしてこの式を…これをαで表すと…」





 いつもの暑い教室




 退屈な授業







   ―――さらり。







 その時、私の目の前で、


 金髪が揺れた。



 自然に目で髪を追えば



 髪の持ち主―――凜が、

 邪魔そうにして、その髪を耳にかけた。







 その仕草に、思わず見とれた。




 普段から知ってる奴なのに






 この時だけは、別人に見えたんだよね…















  ☆★☆いつもと変わらぬ君なのに☆★☆









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