立海
□クリスマス(甘)
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クリスマス・・・といえば?
ケーキ?
オードブル?
プレゼント?
サンタさん?
今日ワタクシ名前は・・・彼氏、赤也と初めてのクリスマスを迎えますっっ!!
集合場所は、私の家から少し離れた公園。
集合時間ぴったりに行けばまだ誰もいなくて、20分待ってようやく赤也が走ってきた。
何でだろう、赤也を見ると、ホッとする。心が救われる感じ。
遅刻してるんだけどね・・・
「名前先輩、遅れてすんませんっ」
「うん、いいんだ、いつものことだから☆」
「何かそれって悲しいっスね・・・」
赤也と付き合い始めたのは、2か月前。
何回か世間いわゆるデートらしきものをしてきたわけだけど・・・
赤也が集合時間に間に合ったことは一度もない。そう、一度も。
だからもう慣れっこなんだ。
待ってるのも何か楽しいしね。
走ってくる赤也見るのも、可愛いし。
「はぁ・・・」
「どしたの?赤也」
急に溜息なんてついた赤也。
不思議に思って名前を呼べば、なーんか元気ない。
「いや、俺ってダメだな〜と思って」
「だから、いつものことじゃない?もう慣れたし、気にすることないよ!」
「はぁ・・・」
「赤也?ホントおかしいよ、今日・・・どうしたの?」
「何でもないっス」
「んー・・・」
ちょっと赤也の様子が不安だった。
けど、私たちは予定の場所に行くことにした。
いざ、Let’s Go!