立海
□夜と勉強と携帯と君と…(ほのぼの)
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「眠い・・・」
ふわぁ・・・と欠伸をして、時計を見れば夜の11時を指していた。
目の前には、数学の問題集。
明日は、この問題集をやった、ノートの提出日。
残り6ページ。
問題量は多いけど、問題自体は簡単だし。
んー・・・推測としては、あと1時間で終わるかな?
そんな事を思いながら、私はシャープペンシルをノートに走らせた。
さすがに勉強だけだと飽きてくるから、音楽でも聴きながらやろうかな・・・なんて。
手をミュージックプレイヤーに伸ばした、その時だった。
『〜〜♪〜〜』
突然、携帯電話が鳴った。
この音は・・・Eメールだ。
携帯電話を手にとって見ると、
《Eメール受信 1件》
やっぱり。
差出人は・・・
見た瞬間、口元が綻んでしまった。
《丸井 ブン太》
ブン太と私は、小学1年生からの幼なじみだ。
今ではクラスが離れちゃったけど、家が近いこともあって交流はある。
現にこうやって、メールも時々やりとりしてるし。
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