お遊び

□進撃の幽白
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魔界

鈴木「お、来たな」

幽助「んだよ、こんなところに呼び出してよ」

桑原「魔界久しぶりだなー」

蔵馬「俺もトーナメント以来ですよ」

飛影「毎回毎回大統領命令を使うな」

鈴木「悪いな。その大統領の依頼でな、瞬間移動の実験をしているのだ。
それで」

幽助「…その実験を俺らにとか言わねえよな?」

鈴木「…」

桑原「おい!!」

鈴木「とにかくこの装置の中に入ってくれれば、あの力が加わり…」

幽助「おいおい勝手に説明始めるな」

蔵馬「あの力ってなんですか」

鈴木「ま!とにかく大統領命令だ。入ってくれ!」

幽助「くっそー」
蔵馬「大統領命令だと仕方ないですね」
桑原「死なねーだろうな」
飛影「…次は絶対に優勝してやる」


鈴木「入ったか?じゃあ取り合えず実験だからな。
近場で。隣の部屋に移動するようにしたからな。
あ、因みに物や動物実験では7割成功してる」

桑原「100ぱーじゃねえのかよっ!!」
幽助「せめて物100ぱーにしてからにしろよっ!!」
蔵馬「くっ!鍵が…」
飛影「黒龍波いくか?」

鈴木「はい、ぽちっとな」

幽助「てめええええええ……」




鈴木「さて、上手くいったかなー」

隣の部屋 カチャッ


鈴木「……あるぇ?」







幽助「いでっ」
桑原「うわっ」幽助「ぐっ!」
蔵馬「おっと」幽助「うぐっ!」
飛影「…?」スタッ

幽助「…飛影だけが避けてくれたな」

蔵馬「ごめんごめん」
桑原「ってかここどこだ?」

ドシンドシンドシンドシン

桑原「なんだ?地響き?」クルッ

桑原「な!なんじゃありゃああ!!」
幽助「でけえ、なんだあれ!」
蔵馬「人?いや、まさか」
飛影「こっちに来るな」

巨人「アーン」バッ

幽助「うおっ!」
桑原「なんだこいつ!」
蔵馬「…よくわかりませんが襲ってくるということは敵と見なしていいですかね」
飛影「切るか」

飛影「ふん」スパッ!

巨人「あああえ!!!」

蔵馬「なっ」
幽助「なんだこいつ!2つに切られても死なねえ!」
桑原「おいおいおいおい!!!なんなんだよ!!ってかこいつ治ってきてねえかっ!?」
飛影「なら頭か」スパッ!

巨人「」ジュウウウウウウ…

幽助「…やっと死んだか」
蔵馬「おかしいですね。死体が蒸発していくなんて」
飛影「む。奴の血も蒸発するな」
桑原「んなことよりここどこだよ!!こんなやべーとこに飛ばしやがって!!」

パカラッパカラッパカラッ

蔵馬「おや?今度は普通サイズの人が馬に乗ってきましたね」
幽助「ここがどこか聞こうぜ」
桑原「突然襲われたりしねえだろうな」
飛影「そのときは切ればいいだけだ」

エルヴィン「君達!こんなところで何をしている」

幽助「お、なんか偉そうな奴だな」
桑原「まともそうで良かったぜ」

蔵馬「色々あって迷いこんでしまったのですが…」

エルヴィン「色々?…ん?この巨人は君達が?」

蔵馬「あ、ええ、まあ」

エルヴィン「…立体起動も付けずに?」

飛影「立体起動だかなんだか知らんが、あの程度の奴なら朝飯前だ」フン

エルヴィン「…君達は一体…」

ハンジ「エルヴィーン!なにやってるんだい?ん?彼等は?」

エルヴィン「ああ。迷いこんでしまったらしい」

ハンジ「どこから?」

エルヴィン「取り合えずここは危険だ。
君達、壁の中に戻るから後ろに乗ってくれ」

幽助「壁?」
桑原「あれじゃね?」
蔵馬「そうみたいですね」
飛影「…馬に乗る方が時間がかかる」ヒュン

幽助「あ、飛影!勝手に行くなって」ヒュン

桑原「まあたあいつらは…」
蔵馬「すみません、人の話を聞かない人達で」

エルヴィン「…っな!50メートルの壁を…」
ハンジ「なにそれえ!?立体起動なしであんなに飛べるなんてどういうことぉ!?ねえ!ねえ!!」

蔵馬「あー…まあ色々特殊で…」
桑原「俺は普通なんで馬に乗せてください」





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