お遊び

□幽白キッズ
1ページ/9ページ

躯「飛影ー、なんかお前また人間界に呼ばれてんぞ」

飛影「…またか?」

躯「煙鬼からの命令だからなー。さっさと行っとけ。桑原とやらの家に来いとさ」

飛影「ったく…」


人間界桑原家


飛影「おい、なんなんだ、呼び出しやがって」

雪菜「あ!ひえいさん!」パタパタ

飛影「ゆ…雪…菜?」

雪菜「はい!」チビッ

静流「あー飛影くん、助かったー!ちょっとこっち来て!」グイッ

カチャ

静流「飛影くん来てくれたよー」

飛影「なっ…!なんなんだ…」

幽助「おー!ひえー!!たたかおーぜー!!」チビッ
蔵馬「ひえい、ひさしぶりですね」チビッ
桑原「あいかわらずめつきわりーなー」チビッ

静流「なんか四人で変なジュース飲んだみたいで、帰ってきたらこんなんなってたのよ。幽助くんが飛影くん呼べってうるさくって…」

雪菜「ひえいさん、これです」クイクイ

飛影「…鈴木印の前世の実ジュース…?」

幽助「すずきがくれた!あまくてしゅわしゅわしてた!!」
蔵馬「ゆーすけがコーラだっていうからのんだらこんなんなりました」
桑原「ごさいくらいだな!」

飛影「…ちまっとしてるな」

静流「ちょっと可愛いんだけどうるさくって。特に幽助くん」

飛影「…俺に何しろっていうんだ」

静流「私、これから仕事で一週間家空けるのよ。だから、ね?」ポン

飛影「はあ!?」

静流「お願いね!螢子ちゃんは夜だけなら来れるって言ってくれたから」

飛影「いや!俺にこいつらの面倒を見ろっていうのか!?」

静流「だってぼたんちゃんも仕事で無理だって言うし、こいつら頭も五歳児並になっちゃっててさー。危ないじゃない」

飛影「だからって…!!」クイクイ

飛影「ん?」

雪菜「ひえいさんがいてくれたらあんしんですね」ニコッ

飛影「」

静流「じゃ!ここに一日のやることと注意点書いてあるから!これ食費ね!なんかあったらここに電話して!ごめん!新幹線に間に合わないから!!」ダッ

飛影「あ!おい!」

幽助「なーひえー!おれはらへったー!」
桑原「おれもー!!」
蔵馬「ハンバーグたべたいですね」
雪菜「わあ!ハンバーグたべたーい!」

ハンバーグ!ハンバーグ!

飛影「うるさぁい!!ちょっと黙ってろ!!」

雪菜「……ひぐ…」グスッ
桑原「……うぅ…」グスッ
幽助「………」ジワ

蔵馬「あーあーひえいなーかしたー」ヨシヨシ

雪桑幽「うわーーーん!!!うわーーーーー!!!!」

蔵馬「よしよし、ひえいはこわいですねーだいじょうぶですよー」ヨシヨシ

飛影「お前は五歳児だろうが平気だろ。お前がやれ」

蔵馬「そうはいってもせたけがこれなんで」ちまっ

雪桑幽「うわーーーーー!!!!」

飛影「わかったから泣くな!!!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ