大晦日の日の夜のこと。

執行部のメンバーを家に呼んでわいわい騒いでいた。むしろそのまま年を越すんじゃないかってレベルで。いや、本当は年を皆で越すつもりだった。はず、なんだ。俺の中では。
だけど、久保ちゃんはそうではなかった。けど、年越しくらい皆で過ごしたっていいじゃんて俺の言葉は無視されて。
周りの酔っぱらい達は(桂木を除く)毎年恒例のガ●の使いを見てげらげら笑っている。

俺も見たかった、なんて言えるはずもなく寝室に連れられた。

「ときとう」

なんて、低いエロい声を出しやがって。

「ガ●の使い、見たかった」

ベッドに寝かされて、薄暗い部屋の中で目と目が合ってにやりと笑われた。

「ちゃんと録画してるから、今は、ね」

そう言った唇に塞がれた。







リビングからカウントダウンのコールが聞こえる。

「ぁ、もう、やっ、っあ…!」

久保ちゃんが腰を進めてきやがった。俺が時計を確認出来た時には10時半位だった気がする。あれから、脱がされて散々愛撫されて入れられて、時間が経つの早いっつの。

「時任、今は俺のことだけ考えて」

なんて、カウントダウンに気を取られていたがすぐに戻された。

「ッ、うぁ…!」

「今、目の前にいるのは俺でしょ、」

「わかっ、っぅん…!」

また唇が塞がれて、それと同時にリビングからあいつらの大きな声で年明けの挨拶が聞こえた。

「ッぼ、ちゃ…」

唇が離されて、むかつく位にイケメンな顔が目の前にあってそれがまた幸せそうに笑ってるから俺もつられて

「時任、明けましておめでとう。今年もよろしく、ね?」

久保ちゃんが俺の髪を遊びながらそう言ってきた。

「…おう。こちらこそ、よろしく、な!」

久保ちゃんの頭に手を回してこれでもかって位にぐしゃぐしゃにしてやれば、困ったみたいに笑って。
(その顔すげぇ可愛くて好き)

「…じゃ、続き、やろっか」

可愛いとか、思ったさっきの俺へ。
前言撤回だ、可愛いとかそんな単語似合いすらしない。

また久保ちゃんの顔が近付いてきて。














すみません、予想外に短くなったので別で上げさせてもらいました…!
皆様明けましておめでとうございます!
去年は上げれなかったので今年こそはと思いながらも遅くなりました…!

これからもよろしくお願いします(о´∀`о)

ちなみに私はカギ使見れてません(^q^)


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