ノンケのごとく!


□〜薔薇色コミュニケーション〜
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 ………。

 ……。

 …。



陽彦「……ふわぁあ」



 翌日。カーテンの隙間から刺す太陽の光によって起こされる朝。


 昨日の晩、脳裏に焼き付いたダンジたちの姿を思いお越してはゲヘゲヘしていた漢。


 そのため、翌日の今日はちょっぴり寝不足だ。



陽彦「…ゲヘヘ」



 夢にまでみた男子校の入学式。


 視界を埋め尽くした学ランの黒。


 その、松崎しげるさんもビックリな黒に身を包んだ、色とりどりのダンジたち。


 スポーツ系ダンジ、草食系ダンジ! 不良系ダンジに、マッチョ系ダンジ!!


 そして最愛のひと、和泉谷悠くん!!



 シャアアー!!


陽彦「生きてるって! 素晴らしい!!」



 漢は勢いよくカーテンを開き、窓の外の世界に、高らかな雄叫びをあげた。


 一部始終を見ていた親子の「ママぁ、あのひとおもしろいよ〜」「しッ、見ちゃいけませんっ」というやりとりは気にしないぞう。もはははは!


 
 
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