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聞こえてくる

死人たちの叫びや

戦を終えられたことを喜ぶ仲間たちざわめき

ヒューズやリザの声も

いつしか聞こえなくなっていた





脱力し、暗闇に覆われていたのはどれぐらいの時間だったのか...


目を開けているのか閉じているのか


それさえわからなくなっていた








どうでもよくなっていたのかもしれない


現状を把握することも脳が拒否しているかのように


思考も停止していた





ただ感じるのは


全てを失ってしまったかのような


虚無感と絶望










せっかくひとみのおかげで見えた目標を成し遂げることは叶わんのか...










力が抜け何も見えず何も聞こえない中ふと過ぎったのは

私の夢を喜んでくれた愛しい人の微笑みと、そんな考えだった



考えるのをやめていた頭が動きだし

彼女のお陰でせっかく見つけられ、刻みつけることができた夢の...目標のためになにもできずに終わってしまうのかと

結局なにもできない無力な自分自身への怒りと虚しさと悔しさに徐々に心が満たされていくのと同時に

体にかかる強い力に気付いた
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