白銀に輝く空

□其の九
2ページ/9ページ

朝食を食べ終わって、四人そろって廊下を歩いていると…


「花門。」


後ろから青波は名を呼ばれた。


「!!っはい。おはようございますっ」

他の三人も同じように振り返って挨拶する。


と、そこには土方が腕組みをしてたっていた。


「お前、これから見回りか?」

「はい。そうですが…」

「それは他のやつらに任せて、お前はこっちの仕事しろ。」

「へ?」

「僕と土方さんからの仕事だよ。」



土方の言葉に青波が眉をしかめると、土方のうしろから、ひょこっと沖田が顔をだした。


「副長と沖田さんの?」

「そう。」



「お前ら、井上にそう伝えとけ。」


首をかしげる青波の後ろの三人に、土方は声をかける。


「「「はい。」」」

三人とも、返事をすると行ってしまった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ