白銀に輝く空
□其の九
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朝食を食べ終わって、四人そろって廊下を歩いていると…
「花門。」
後ろから青波は名を呼ばれた。
「!!っはい。おはようございますっ」
他の三人も同じように振り返って挨拶する。
と、そこには土方が腕組みをしてたっていた。
「お前、これから見回りか?」
「はい。そうですが…」
「それは他のやつらに任せて、お前はこっちの仕事しろ。」
「へ?」
「僕と土方さんからの仕事だよ。」
土方の言葉に青波が眉をしかめると、土方のうしろから、ひょこっと沖田が顔をだした。
「副長と沖田さんの?」
「そう。」
「お前ら、井上にそう伝えとけ。」
首をかしげる青波の後ろの三人に、土方は声をかける。
「「「はい。」」」
三人とも、返事をすると行ってしまった。