★TVXQ★

□Choosey Lover
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『もしも自分が女だったらメンバーの中で誰と付き合いたいですか?』


なんて質問をされて、みんなで顔を見合わせた。


「そんなこと考えたことないよ〜」

真っ先に声を上げたのは隣にいたチャンミンだった。

その言葉に同意したジュンスは「でも、メンバーの中だったら誰でもいいです」と答えた。
ほんの少し間があって、ユノも「あ、僕も…誰でもいいです」と答える。


その言葉に耳を疑ってしまった。

誰でもいい…?

それ、本気で言ってるの?

ユノ…?


「あ〜…僕がぁ…もしも…女だったら〜…」

後ろからユノを見つめていると、隣でユチョンが喋り出した。


もうこんな話する意味ない!
早くインタビューが終わればいいのに。
そしたらユノに問いただしてやるんだから!


「僕は…ジェジュン、かなぁ」

ユチョンの声。


え?!
そうなの?

…って、今そんなことどうでもいい!


でも、一応取材中だからニコッと笑ってユチョンと握手してみせる。
ユノも見てる。
少し困ったような顔で。


『誰でもいい』だなんて言ったユノが悪いんだからね!

…あれ?
ジュンスがユチョンを睨んでる…?


「あ…ジェジュンは料理が得意だから〜…」

それに気付いたのか、ユチョンが慌てたように付け足した。


「…ジェジュンは料理だけしててください」

どこかトゲのある口調でジュンスが言った。
アハハ、と引きつった笑い方でユチョンがジュンスの肩をポンポンと叩く。


…もしかして、ユチョンとジュンスって…


「チャンミンは?」

ユノが話をチャンミンに振ったことでユチョンは少しホッとしたようだった。
チャンミンは暫く考えてから「…ジュンスかなぁ」と答えた。
指名されたジュンスは嬉しそうにチャンミンと握手してみせた。
チラリとユチョンを見ると少しだけ青ざめてるみたいだった。


大丈夫だよ、ユチョン。
ジュンスとチャンミンは、そういう『好き』っていうのじゃないよ。
チャンミンはメンバーの中で末っ子で、だからジュンスは可愛い弟って思ってるだけだよ。

実際、僕もそうだからね。
チャンミンが可愛くて仕方ない。


…でも、僕が好きなのは…






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