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□相棒との出会い
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俺はコプチェフ

新人の警察だ
今日はミリツィアの新人入学会があるので来ている
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

(この署長らしき人の話ちょーなげぇ)

(はぁーーねむ)






ガッターン
椅子が倒れる音がする!音の発信源に目線を向けると
俺と同じように新人らしき人が目を鋭く光らし署長を睨んでる・・・

「オイッ 話なげぇーだよ とっとと終わらせろハゲッ」

(うっわっ 言っちゃったよこの人 やばっ
まぁ俺には関係ないけどねッ)


ようやく入学式が終わって俺は先輩に働く机に案内させてもらう・・

「コプチェフも残念だよなっ」
へ? と言葉を漏らす前に先輩が話を続ける
「あんな初っぱなから署長に暴言はくやつなんてめったにいねーよ(笑)」
「まぁがんばれっ」っと俺は肩をぽんっと叩かれた・・

俺はなにがなんだかわからず案内してもらった机の椅子に座る

「はぁ」とため息が漏れる
「あっおまえかっ!!!」っと俺を指差し言う
「おまえが運転の名手なんだって?」と先輩が言う

「はぁ そうですけど・・」自分でいうのもアレだけど本当の事
俺はこの署で運転としては指五本に入る名手ドライバー

「お前の相棒になった新人狙撃「ボリス」だ」と先輩は後ろにいる新人を引っ張った
「うわぁぁぁぁぁぁぁあ」と俺は椅子のまま後ろに倒れた
ドッシーン
思いっきり尻餅ついた
「大丈夫か?」と先輩は手を俺にかざす
「あ.ありがとうございます」
だがそんなに言える余裕もない
それは先輩の横にいるあの見たことのある顔・・・ それは初っぱなから署長に暴言を吐いたあの新人だ!!!!!

「ちょっと廊下で話そうか」と先輩は周りを見ながら言う
俺は立ち上がりながら「すいません」と言う





「――――というわけでお2人さん!!頑張ってちょーー♪」
俺はもう頭の中が真っ白だ・・・・
「あと言っとくけど今日からミリツィアの寮で一緒に生活していくから♪」・・・(はぁぁ?????)ふざけるな!!!!!
あんな緊張感なくて怖い奴と同居しろってか!?

「まっとゆう訳だからお2人さん頑張って♪」と愉快にスキップしながら手を振って去っていく先輩・・・
うわぁぁぁぁぁぁぁもう俺の警察生活オワターーーーと心の中で叫ぶ俺
「はぁ」・・・・・・・・


バッと差し出された手
その手を目線でたどっていくとあのボリスとかいう奴だ
ボリスは低いというよりも高いほうの部類に入る声で「俺はボリス よろしく」と言った

いやいやよろしくされても困るんですけど・・・と思いつつも手を差し出し「俺はコプチェフ よろしく!!」と言って握手をする心優しい俺
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