浅い夢−鳴門−
□感情、愛情、独占欲
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笑うということをまったくしなかった私を変えてくれたのは、カカシだった。
愛情をおしえてくれたのも、すべて。
だから、こうやって生きていけるんだ。
愛情や笑うことができると、次は人生が楽しくなってくる。
今日はいつもどおり、シカマルに次の任務の計画を聞いていたところだった。
「・・・だぁら、これがよ・・・。」
「でもさ、それだと・・」
「・・・・・・いやさ」
「・・・・でも・・・。」
お互いに何回か言い合って、だーっ!とねっころがる。
そして、互いの顔を見合わせて笑う。
そして、起き上がろうとしたときに、カカシが庭に入ってくる。
そして、私の名前を呼んで腕をぐっと引き寄せてどこかにいこうとする。
シカマルは少し考え、納得したようにニヤニヤとし、
一方私はわからずに引っ張られるだけ。