BL小説(TIGER&BUNNY編2)

□【虎兎】☆小話3本
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☆【俺のバニーが騎乗位をしてくれた】

「今日は何もしないで」

一言だけ告げるとバニーはいきなりキスをしてきた。
舌を絡ませ、クチュリと唾液の音が響く。

「んんっ…んっ…」

バニーの甘くくぐもった声が俺を刺激する。
バニーを抱きしめると腕を掴まれ、離された。

「…貴方はそのままで…」

鼻先だけが触れている状態で囁かれて、

「…抱きしめるくらいいいだろ?」
「…ダメ」

口角だけ上げて笑う顔が妖艶で見惚れる。
バニーに押し倒されて、シャツのボタンを外されていく。

「今日はバニーちゃんが俺に突っ込むの?」
「…いいえ…」

全てのボタンを外され、はだけさせられて…

「今日は僕が…」

つつつと白くしなやかな指が俺の胸板をなぞり…

「…貴方の上に…」

下へ這わせた指が俺の少し膨らんだモノに触れた。

「…乗ります」

ジッパーを外して、下着の中から窮屈になっているモノを取り出した。
バニーに触られてピクリと身体が反応する。
それを見てバニーは嬉しそうに微笑んだ。

「感じます?」
「…あぁ…」
「ふふ…じゃあ…」

さわさわと俺のに触れながらバニーが口をもっていく。
そのかわり自分の尻を俺に向けた。
すでに下着は脱いでいて穴が丸見えで…俺は生唾を飲み込んだ。

「触っちゃ駄目ですよ、ソコ?」

俺を跨ぎ、肩越しに言うバニーの顔がイタズラを仕掛ける子供のようで俺も笑って答える。
先走りが溢れている俺のを扱きながら先に優しくキス。
そこから舌先を伸ばしてペロリと一舐め。
生温かい感触が気持ちイイ。
ペロペロと先端から全体へ舌を這わせていく。
俺のを舐めながら尻の穴がヒクヒクと動いている。
舌先をソコへ伸ばしてペロリと舐めた。

「ひゃっ…?!」

舐めていた口から声が上がる。

「駄目って言ったのに…」
「…お前、今日…煽りすぎだ…」

尻を揉みながら穴を舐めていく。
時折ピクンと跳ねあがりながらもバニーは俺のを舐めて、ぐちゅぐちゅと音を立てて咥えた。

「…んっ…んぐっ…」
「はっ…んっ…」
「…んぁっ…んぐっっ…」

もうバニーの中に入れたい…

「ん…ばに、もぅ…」

口で扱いていたバニーは俺のから口を離すと上体を起こした。
そのまま身体をずらして自分の尻で俺のを刺激した。

「くっ…」
「…僕の中に…んっ…入りたいです…?」

後ろ手に俺のを支えて、腰を少しだけ浮かしてくねくねと動かす。

「入り、てぇ…」

動く腰を掴む。

「…ダメって、言ったでしょ?」

ふわりと笑うバニー。

「…僕が…自分で…だから、見て、て…?」

俺のを持っている手とは違う方の手を握ってやる。
握り返す手に汗が滲んでいる。
バニーがゆっくりと腰を下ろすと俺のがバニーの尻へと飲み込まれていった。

「ん…んん、…」

握っている手に力が籠る。
後ろから見るその風景がなんとも卑猥で…イヤラシイ…
だんだんと暖かい感触を楽しみながら、俺のモノが更に大きくなった。

「…やっ、…おっ、きく…しないでっ…」

早く奥に入りたい。
俺は腰を打ち付けた。

「ひゃっ…!?…ああっ…」

奥まで入ったモノがドクドクと脈を打つ。

「ばにぃ…動いていい?」
「ダ、メ…僕が…」
「ごめっ…限界っ…!」

俺のを掴んでいた手を取り、俺は下から打ち付けた。

「んぁっ…はっ…あっ、うっ…やらっ…」

俺が打ち付けて、バニーの身体が跳ねあがる。
弾みで自然に上下する尻。
俺は何度も腰を動かした。
繋がれた両手は離す事なく、バニーに逃げ場はない。

絶え間なく喘ぐ甘い声。
擦れて快感がせり上がってくる。

ガンガンガン…

「もっ、ダメ、こて、つ…んんっ…イキたいっ…」
「くっ…イケよ…ばにっ、俺もっ…」
「むりっ…まえ、触り、たいっ…ねぇっ…イケなぃっ…」
「このままっ…んっ…イケって…ばにっ、一緒にっ…なぁっ…ばにっ…」

バニーのイイ所をガンガンと更に激しく打ち付けてやる。
髪を振り乱してバニーは更に高い声を上げた。




「…何もしないでって言ったのに…」

シーツにくるまり俺に背中を向けるバニー。
そのシーツごと後ろから抱きしめる。

「ごめん、バニー…おれ、我慢出来なかった」
「……」
「だってバニーがすげぇイヤらしくてエロくてさ〜可愛かったから〜なぁ〜バニ〜?」
「…………」
「機嫌直せよ〜」

シーツの上からちゅっと口づける。
するとノソノソとシーツから顔だけを出した。
その顔は真っ赤になっていて可愛い。

「…今度は、ちゃんと僕がしますからね?」




おわり


2015.1.11
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