BL小説(銀魂・ワンピース・メジャー・黒バス編)

□【火黒】恋愛の方だっつーの!
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俺の告白に嬉しそうに小さく笑う黒子を見て、俺はドキッとした。
…ぶっちゃけ、可愛い…いや、可愛いのは知ってたけど…顔を赤くして、笑うとか、お前どんだけ可愛いんだよ!くそっ!

「黒子!」

黒子の胸ぐらを掴んでいたのをそのまま引き寄せ、抱きしめた。
両想いだっつー喜びと、はにかむ黒子が可愛いっつーので、俺は堪らなくなった。

「…か、火神くん…苦しいです…」

俺の腕の中で苦しそうに言いながら、そっと俺の背中に手を回す。

黒子…黒子…黒子…

黒子の肩口に顔を埋めて、グリグリ…
微かに黒子の香りが鼻を擽る…
なんて、甘めぇんだ、コイツ…
このちっせぇ身体で何度も何度もチームを、俺を支えてくれた…
好きだ…愛しくて仕方ねぇ…
首筋にチュッチュと唇を這わせる。

「…んっ…かが、みくん…擽ったいです…」

クスクス笑いながら黒子が身体を捩る。
黒子の反応が面白くて、俺は這わせる唇を止めない。
たまに漏れる息がやけに色っぽい…
……やべぇ、告白してすぐセックスしたいとかひくよな……

「…んっ…ぁ、…」

制服の上から黒子の身体を弄るように触れていく。
…いや、駄目だ…これ以上したら…黒子に嫌われちまう…
そう思っても俺は手と唇の動きを止められない…
ほんと、駄目だって俺っ…!

「…かぁ、みく…」

甘い声で黒子が俺を呼ぶ声に我に返った。
勢いよく黒子の身体を離すと不思議そうな顔で俺を見上げる黒子がいた。
ゆらゆらと揺れる瞳が俺を捉えて離さない…

「…わりぃ…」
「…かが、みくん…?」
「…お前と両想いだって分かったら、嬉しくってさ…止まんなかった…」

俺は俯いて、手先が白くなるくらいに拳を握った。
すると俺の拳に暖かさを感じた。
俺は思わず顔を上げた。

「…くろ、こ…?」
「火神くん…」

黒子の顔を見ると黒子は優しく笑っていた。
両手で俺の拳を解くように握ってきてからゆっくりと手の力を緩めた。

「僕も嬉しいです…本当に僕が好きなんだって分かったから…」
「…黒子…」
「だから…止めないで下さい火神くん…僕は火神くんになら…何をされてもいい…」

黒子の言葉に俺は頭の中で何かがプツンと切れた


それからの黒子はめちゃくちゃエロかった。
慣れない俺の愛撫にむちゃくちゃ反応して…感度がいいってもんじゃねぇ。
喘ぐ黒子は昔アメリカで見せられたAV女優よりエロかった。
黒子の事を好きだって分かってから男同士のセックスのやり方も覚えた。
ヤった事はねぇし黒子を気持ち良くしてやる自信はなかったけど黒子の感じてる姿を見て興奮した。
黒子の中に埋める頃、黒子は涙を流していた。
嬉しいと笑って…

黒子…ほんとマジで好きだ…

「…あっ…んっ…か、ぁみ…くっ…好き…」
「くっ…んっ…くろ、こっ…俺もっ、俺も…すげぇ、好きだ…」
「あぁっ、やっ…もっ、らめっで、すっ…イくっ…イっ…ゃぅ…!」
「…んっ…おれもっ…でるっ…くろこっ…くろ、こっ…!」
「やぁあっ、ああっ…っっ…!!」
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