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□酔った勢いとか
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今日は毛狩り隊で飲み会。

日頃の疲れやストレスもあってか、皆飲んで飲んで飲みまくる。

酒に弱い奴も飲んで飲んで飲みまくる。

…だから、毎回大惨事が起きたりする…。







「もお〜眠〜い!」

「コンバット様あ〜膝枕してくださぁい」



すっかり酔ってしまった水着ギャルと水着ガールが、コンバットの右腕と左上に抱きつく。


「ハハハ、仕方のない娘達め!俺の膝に飛び込んでこーい!」



コンバットは酔ってもいつもと変わらず、エロい手つきで膝枕をしている二人の背中をさすっている。




「はあー…マジ最近いいことないねえー…」


ジェダが机に突っ伏してぶつぶつを独り言を言っている。
しかし意地でも酒は手放さない。


「ジェダ様酔いすぎですよ…大丈夫ですか?」


覇凱王がジェダの肩をぽんぽんと叩く。


「いやもう本当にいいことないよねえー何か横にリア充いるしさあー」


ジェダが机に突っ伏したまま自分の右を指差す。





「暑いなあ〜…あ、いや〜んちょっとやめてくださいよぉ、ランバダ様〜ん」


泥酔したレムが、いつもの男言葉を完全に捨て去り、いやらしい声を出していた。


「お前がそんなにエロい体なのが悪ぃんだろうが…つーか暑いんなら脱げよ」


そしてこちらもかなり泥酔したランバダ。公衆の面前で自分の彼女に脱げというあたり、もう理性がふっとんでいるようだ。
しかも、既に手がレムの胸をまさぐっていた。



「オイオイ、大丈夫かランバダよ…」


ハンペンが見かねてランバダの手をレムから離す。



「あ〜〜〜?何だテメェ…やんのかこの加工食品」


「…相当酔っとるのう」



自分の上司にも関わらず思いっきり失礼な言葉を発するランバダ。
…むしろ、いつも通りかもしれないが。




「いいよねランバダはーこんなに可愛い彼女がいるなんてねえー」


ジェダがボソリと言う。



「なんだよ負け犬が文句あんのかコラァ」


ランバダがひっく、などと発しながらジェダの方をギロリと睨みつける。



「俺の方がレムちゃんと組む仕事多かったのにさあー羨ましいなあー………こんなに目つき悪くて俺より身長低くて女装とかしちゃう奴のどこがいいのかわかんないねえー」



ジェダは言い終わった後、壊れたように笑い出した。


「ぎゃははは、確かに身長低っ!」


と、自分の言ったことになぜかウケていた。



「…あぁん!?テメーぶっ殺すぞ!!!俺だって身長…170くらいはあんだよ!!

あと女装は俺がやったんじゃねーー!!!!あの鼻毛にやらされたんだよ!!!クソっ、何だよ姫って!しかも姫に攻撃しやがってチクショーーーーー!!!!!」




ランバダは大声で叫び、勝手にキレて、ついには泣きだした。




「…イメージが…丸つぶれだなオイ」




横で飲んでいた菊之丞が、憐れんだ目でランバダを見る。


「そういやこいつ泣き上戸だったな…まあ、明日には全て忘れてるんだろうが」


コンバットが少女達の背中をさすりつつそう言った。






「そういえば、3世様は?」



ハンペンがキョロキョロと見回すが、3世が見当たらない。



「部屋にでもいらっしゃるのか…?さっきまでいたような気がするのだが」





その時、会場がパッと暗くなった。






「っ!?何だ!?」




そして、一か所だけパッと明かりがついた。

全員が注目すると、そこには…
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