奥さまは子猫チャン

□第15章 ベビードールで愛されて
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その夜、いつまでも自室に籠ってお勉強をしている振りをしていたら、義臣さんが痺れを切らして乗り込んできました。

「紗菜子、お勉強はそれくらいにしたら?」

「はい……」

「お利口さんだね、ではさっそくこれに着替えておくれ。」

スケスケのベビードールを差しだす義臣さん、妖しい、妖し過ぎます、メガネの奥の目がイヤラシ過ぎですぅ!

義臣さんの目から逃れて、隣りの夫婦の寝室で着替えたあと、私は自室に戻りました。義臣さんは何故かワインを片手に私の学習机に座って寛いでいます。

「紗菜子、ベッドに座って。」

「は、はい。」

言われるがままに、ピンクのゴージャスなフリルが付いたベッドの上にちょこんと座りこみました。

「可愛い……凄く可愛いよ……そのまま脚を伸ばして寝そべって。」

グラスに入ったワインを飲みながら、私を上から下まで眺めるのです。いやーん!それから義臣さんはいろいろなポーズを取らせました。寝転んだり起き上がったり、胸を突き出したり脚を開いたり……そのたびにうっとりと蕩けるように微笑みます。

「そろそろ、横に行ってもいいかな?」

「は、はい……」

スッと隣りに座ると、義臣さんは私の肩を抱き、耳を甘噛みします。熱い吐息が耳をくすぐって、凄くイヤラシイ気持ちになってしまいました。

「あ、あん、義臣さん……」

シルクのベビードールは肌触りが滑らかです。布地の上から義臣さんの大きな手が剥き出しの乳房の先端を擦ります。あ、やん、気持ちがイイ……

「これは素晴らしいな。手触りが最高だ。こんなものがこの世にあったなんて、紗菜子がいなければ知りえ無かったよ。」

「や、ああ、ん、私も……はっうううっ!」

義臣さんは私を横抱きにし、乳房をさわさわと撫でて感触を楽しんでいましたが、やがて布越しに口づけを落としチュウと吸い付きました。



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