黒子のバスケ
□青黄 B
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ロッカーまで来ると
青峰は黄瀬荷物のすぐ横に立ち
そのすぐ上――青峰の使っているロッカーのとなりを指差した。
「今からここ使え!!」
「はい?」
黄瀬は驚いた。
まだ入ったばかりで
レギュラーでもない黄瀬が
まさかロッカーを使えと指示されるなんて
考えてもいなかった。
「てめぇの荷物、邪魔なんだよ!!」
「でも!!俺まだレギュラーじゃないし」
「ああ!?んなもん別にどうでもいいだろ」
空いてんだから使ってもいいだろ!!と
青峰は乱暴に黄瀬の荷物をつかむと
バンッ!!!と開けたロッカーに
荷物をぶちこんだ。
わかったか!!!と言ったような顔で
満足そうに青峰はロッカーを後にした。
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