黒子のバスケ
□第一次黒子ストーカー事件
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部活前、赤司に呼びされた黒子
「黒子」
『なんでしょう、赤司君』
「悩んでることがあるなら、相談してくれ」
…………
『いえ、僕は....とくにないですよ』
「ストーカーされてるだろ」
まぁ、確かに近頃、誰かにつけられている気はしていますが………、気にするほどでも無いですし、被害もまだありませんし
「今、被害が無くても追々、被害が出るかもしれない、それにソイツにはミスディレクションが効かないみたいじゃない」
『なんで其処まで知ってるんですか』
少し怖いです。
「僕だから」
えぇ、そうですね、わかりました。
『はぁ』
「よって、今日から誰かしらに家まで送ってもらうこと」
『でも、皆さんに迷惑では?』
「大丈夫だ、さて、部活に行こうか…、それと…、ドアの近くにいたカラフルな集団もさっきの話、聞いていたね…」
ドアの―――、を少しトーンを下げた声で言うとドアがガタッと音を立てた