純情
□入れ替わり
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side:美咲
さて、いくか・・・
歩いて2〜3分、研究室前に着いた
<コンコン>
美「高橋美咲です」
上「どうぞ」
中から声がした・・・
美「失礼します」
ソファに促された
上「なぜ、呼び出されたか分かるか?」
美「テストのことですか?」
上「あぁ、そうだ、高橋、お前な」
美「はい・・・」
上「なぜ、答えをずらして答える?」
美「俺の不注意です」
上「そうだな、後、惜しいんだよ、特にココ」
と、解答に指を差す
美「あっ!!完璧、勉強不足ですね・・・」
上「ほれっ」
と、紙を差し出してきた
美「これは?」
上「コレはだな、ココに質問に来る奴や、お前みたいに
テストのことで呼び出された奴に渡してる,俺からのアドバイスだ」
美「ありがとうございます」
上「用事は済んだし、帰ってもいいぞ、俺も帰る」
美「はい」
俺と上條先生はコートを着て、帰り支度をした
上「そこら辺、気をつけろよ、教授の資料が
散らばってるから」
美「はい」
と、上條先生は後ろにいる俺の方を向いていった
美「先生、危ないです」
上條先生の前には、本の山
足下にはプリント
だが、その忠告は遅かった
先生は本の山にぶつかり、書類で足を滑らせ
後ろにいる俺に激突、お互いの頭をぶつけて
そこから、記憶なし