11/09の日記
11：13
続四神伝×少陰×復活＋α嫌われ 予告２
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時というのは、残酷なものだ。
人間を狂わせ、怒らせ、悲しませてしまう。
そんな世の中になったのは、誰の所為だろうか？
「……いや、誰の所為でもないな…」
月の明かりが部屋の中に入るのを眺めながら、青年はフッと怪しく微笑んでいた。
「お前が離れてから、9年になるな」
――どんなに苦しませてしまったのか。
「お前は俺の事を忘れていないだろうか」
――どんなに悲しませてしまったのだろうか。
「俺はお前の事を思い出している。今も、昔もな」
――あの時の事を忘れていないだろうか。
机の上に目を向けると、写真立てが置いてあった。
「もうすぐ、お前を迎えに行こう――蓮那」
――会いに行くよ、昌浩……
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11/5の続き。
予告２は、第1部の最後です。
あるキャラの語りになります。
サブタイトルを作ったら、あと2部増えてしまって……。
なので、5部（番外は別で）で進めていこうかと思います。
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