short置場

□悲恋伽
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ねぇ、私ではダメですか。

ずっとずっと、貴方を思っていました。

はじめて声をかけてくれたのは、席替えで隣になった時でしたね。
数学が苦手な私に教えてくれた優しさや、少し子供っぽい所や、貴方の全部が好きです。

そう心で問いかけても、答えなんて返って来る訳ないのに、繰り返し自問してしまうの。

どうして亜美なのかな、私じゃないのかな。
ずっとずっと、そう考えてた。

貴方から告白したの?
亜美から?

どっちにしても現実は変わらない。

貴方の隣にいるのは、亜美なの。
私じゃ、ないの……



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