Book3(復活×銀魂(非夢))

□自分より恋人を大切にする人ってあんまりいないよね
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「待て待て少年。君達こそ誰よ、人の家の屋根壊しといて」


「そんなの僕には関係ないね。綱吉はどこ、早く言わないと咬み殺すよ」


「後隼人の居場所もな」


雲雀の後ろで山本が笑顔で言っているがその笑顔が微妙に黒いのは気のせいでは無いだろう


「こら恭弥君に武君。初対面の方に失礼でしょう、特に恭弥君はトンファーをしまいなさい」


服の汚れを落としながら言う骸
雲雀はムッとした表情をしたがトンファーをしまった


「で、君達は何者?どこから来たんだ?」


とりあえず万事屋とボンゴレが向かい合って座った
新八は台所で茶をくんでいる


壊れた屋根はまぁ1話目のタイトルでもあったように、いつのまにか直っているということでよろしく頼む


「並盛だぜ」


「並盛ぃ?」


「並じゃ腹はたまらないネ、特盛がいいアル」


「チャイナ娘は少し黙ってろ」


新八がお茶をテーブルに置く
山本と骸は礼を言って茶をすすった


「で、ここはどこなの?」


「江戸の歌舞伎町ですよ」


(ボンゴレ)『江戸!?』


山本達の反応に新八が少し焦る


「え、僕なんか変なこと言いました!?」


「あの……1つお伺いしますが、平成をご存知ですか?」


「平成?なんだそりゃ」


銀さんの返事に山本は顔を見合わせる


「ここってマジで江戸なの?」


「いや、江戸にテレビは無いでしょう」


「てかずっと思ってたんだけど何、この巨大生物」



雲雀が指差すのは隣で寝ている巨大な犬
もとい定春であった


「何か事情があるらしいな」


「えぇ、どうやら僕達はトリップというものをしてしまったようです」


「トリップアルか!?なんかかっこいいネ!」


神楽が目を輝かせる
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