暁の交わり
吟遊歌人は語る
その者、紅蓮の猛火を纏いて全てを無に帰す紅き龍なり
怒らせる事勿れ
逆らう事勿れ
彼の存在に敵うもの無し
彼の逆鱗に触れる事、それ則ち破滅の始まりなり
彼の存在に願う事勿れ
彼の力は絶大なれど、その代償は少なからず
契約せし者はそれ相応の対価を払わざるをえずなり
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