世界一初恋
□木佐さんのヒミツ
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「おーい、木佐さーん!」
仕事が終わってから、バイト先で待っていたら、雪名が無駄に笑顔を振り撒きながらこっちに走ってきた
「そ、そんなでっかい声出すなって!」
「だって、木佐さんみたら嬉しくて」
「…なっ///…勝手に言ってろ!」
「あ、待ってくださいよ、木佐さーん!」
あーもう
余計目立つ!
雪名は恥ずかしげもなく愛の言葉を口にする
そりゃ俺だって好きだけど小っさなおっさんがそんなこと言ったってキモいだろ
てか俺が無理…
口に出せないならあとは行動しかないわけで
「……ッア…クッ…木佐さん、もういいです…」
「口に出ひていいお?」
「…そ、…ッな…ことできませんよ」
ビチャビチャと音を立てて雪名はイってしまった
正直暗黒時代に身につけたこうゆうテクには自身があったりする
だから雪名が少しでも気持ちよくなってくれればいいと思う
「わっ!」
雪名が不意打ちで押し倒してくる
荒々しいキス
「……ッふぁ…ッア…ンフ…ッ」
雪名の目は獣のようで、いつもの優しげな目はどこにもなく欲望の色が支配していた
「木佐…ッさん…好き、です…」
「…ッ俺、も…」