君こそ神様!+Heaven’s Security(小説)

□第3章*第二ゲームは言語力?!
1ページ/11ページ


俺たちは、扉をくぐった。
扉をくぐった先は…
「「「「森?!」」」」
「そうです!次の舞台は、この森を舞台にしたゲームにチャレンジしていただきます!」
突然前から声がする?というか上か?
全員がきょろきょろとあたりを見回すが姿が見えない…
「あ!皆さん、すみません。私は、何分背が低いものですから…見にくいかもしれませんがご容赦ください。では皆さんは、前のモニターにご注目くださーい!」
突然ガシャンガシャンと機械音がする。
森のどこからかモニターが降りてきた。
てか森の中にモニターあるってどうなんだ…?
世界観がぶち壊されないだろうか…
「さて、モニターが見えない方は、左右後方にもご用意いたしますのでもうしばらくお待ちください!」
そう言い終わると同時にまた機械音がしてモニターが現れた。
「それでも見えな方は、挙手願います!」
当然、真ん中の方に居る俺には、モニターが降りてきたり現れたりするのは見えてもモニター自体は、見えていない。
だから俺は手をあげた。
周りに居る他の奴らも手をあげる。
「わかりました。ではちょっとだけお待ちください!」
気がつくと前からワーワーキャアキャアと声がする。
前が騒がしい…
「ん?なんか後ろも、あっちも、こっちもうるさいぞ?」
と周りの誰かが言った。
前後左右の人間がワーワー騒いでいるのだ。
「なんか来るぞ!!」
俺は、誰だか知らないやつが指さした方向を見た。
するとそこから何か小さな生き物が勢いよく走ってくるのだ。
「な、なんなんだ!!」
俺は、動物が嫌いじゃなくて少しだけ苦手だ…
小さい頃に買っていたハムスターがかわいそうな死に方をしたせいで未だに動物を触るのを躊躇い…
そして躊躇い続けた結果、動物に触ったり近づいたりすることが出来なくなり…
動物恐怖症に陥った。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ