君こそ神様!+Heaven’s Security(小説)

□第2章*第一ゲーム…開幕!!
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「そうです!くじを引いて自分のグループが確認された瞬間にその方から順に自動転送されます!大丈夫ですよ!ちょっと肩が外れるくらい痛いな〜って衝撃が来てその後すぐに場所につきますから!!」
―いやいやいやいや!!!!何その肩が外れるほど痛い衝撃って!!!―
と全員が心で突っ込む。
「それでは、前の方から順番にくじを引いてください!お願いします!」
―いやだ!!!!!!!―
と全員が思っただろうが…
前の奴がくじを引いたのが見えた。
しかも怯えながら…!!
何に怯えているのかと見てみると…
「さぁ…」
と説明していた奴がくじを引いている奴の前にくじが入った箱を出しているのだが…
その顔が怖い!!
すげぇ怖い!!
何、引かなかったらもっと悪いことがありますよって顔してるじゃないか!!
(事実、引かないと悪いことが起きます。なぜなら相手が天使だからです。)
だんだん前の奴がくじを引いて消えて行く。
そして…
「さぁ、どうぞ!」
「あ、は、はい…」
俺の前にもくじが来た。
あぁ…まじか…
肩が痛いほどの衝撃ってどんなんなんだろうな…
俺は、恐る恐るくじを引いた。
「では、紙をご確認ください!」
俺は、言われるがままに紙を開いてみる。
「グループは?」
「Aです。」
「わかりました!ではいってらっしゃ〜い!」
某遊園地のような送り出す言葉が聞こえたかと思うとものすごい衝撃をくらった。
「んぐっ!!!!」
相当痛い!!
てか肩が外れるほどじゃない!!
内臓とか全部つぶれそうな衝撃じゃないか!!
誰だよ!間違ってあいつらに教えた奴!!
安全装置が必要だ、これには!!!!
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