12/18の日記

03:59
出会い
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街に植えられた針葉樹には、
クリスマス用のイルミネーションが
輝いている。

12月中旬。
りんごがこれでもかと言うくらい
いっぱい詰められた紙袋を抱えた男が
クリスマスシーズンだというのに
人がまばらな街を一人、歩く。

ゴンッ

何の気なしに歩いていた男は
目の前にあった電柱に気付かずに
そのまま衝突した。
紙袋から大量のリンゴが溢れていく。



12月中旬。
愛犬がしている首輪に繋がったリードを持ち
鼻歌を歌いながら
クリスマスシーズンだというのに
人がまばらな街を一人と一匹が、歩く。

「わんっ!」

「ぇっ、あっ!」

曲がり角を曲がって、男の視界に
一人の人影がボンヤリと映った瞬間、
男の愛犬は先へ走っていった。



男が道中に散らばってしまった
リンゴを拾っていると、前から
リードを風にたなびかせて犬が走ってきた。

「こらっ、待て!!」

それに続けてカジュアルな
格好をした男も走ってくる。

「すみません…大丈夫ですか?」

「あぁ、いえ…」

犬の飼い主は道中に転がっている
複数のリンゴに気付いて、
拾うのを手伝った。

「はい。どーぞ」

「ぁ、ありがとう…ございます…」

最後のリンゴを拾い上げた犬の飼い主が
男にリンゴを手渡す。

「…リンゴ、好きなんですか?」

「ぇ?……──ぁ、はい…」

紙袋の中の大量のリンゴを見て
犬の飼い主は男に言った。

本当はお店に行ったら
大量にサービスされただけで、
リンゴ自体好きかと問われれば
どちらかと言うと
嫌いな方に近い男だったが
訂正するのが面倒だったので
話を流すように頷いた。

「僕もです。一緒ですね」

「…………っ」

犬の飼い主は、男に向けてそう言った後
笑いかけた。

男にはその笑顔が、
針葉樹に巻かれているイルミネーションや
店の看板の光なんか目じゃないくらいに、
輝いて見えた。

「よ、よかったら…どうぞ」

「ぇ?いいんですか?
ありがとうございます」

気付けば男は、
犬の飼い主にリンゴを渡していた。
もう一度、笑顔が見たくて。

男は恋をしてしまった。
その輝くような笑顔に。

だが、男にそんな自覚はない。
人間が嫌いな男は、
自分自身とった行動が
不思議で仕方がなかった。

まして、この出会いが、
男のこれからを変えることになるなんて、
男には知る由もなかった。




これは、
リンゴから始まる恋物語……




††††††

なんちゃって小説でした←
格好いい言い回しになるように必死です
結果残念です
慣れないことはするものじゃないですね←

結局僕が何を言いたかったかと言うと、
2人のPV
どっちともリンゴでてたよねってことです


一応設定的な▽


美容師のイメージ。
チャラチャラしてるんじゃなくて、
清潔な感じの。
自分の家がお店で、
少人数相手にまったりやっててもいい。
大人なりの素直さがあればいい。
子供っぽい訳ではない。
犬とリンゴが大好き。


人間不信。歌手…かなぁ。
仕事で人間と関わるのはいいけど、
プライベートでは
なるべく人と関わりたくない。
一人でいたい。少しドジだといい。
ミステリアスな雰囲気の持ち主。
リンゴはどちらかと言うと嫌いな方。



妄想お疲れさまですって
感じですね←


ではでは、寝ます!
( ´∀`)/~~



☆コメント☆
[早瀬] 12-21 02:19 削除
度々失礼します、二度目にコメントした者です。この小説、続きが気になります、すごく。「DELIGHT」はもうすぐ届く予定なのでPV楽しみです(笑)

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