クリスマス企画

□プロローグ
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小「メリークリスマース‼」



滝「いきなり夜中に呼び出したと思ったら、なんなんですか」

三「そうっすよ。しかも同室のやつ起こすなとか至難の技すぎます」

小「すまんな。でも今日がくりすますとやらだと長次から聞いて、いても立っても居られなかったんだ」

滝「くりすます…ですか」

三「聞いたことないっすね」

小「私も今日長次からきいたからな」

滝「それとさっきの変なかけ声みたいなのは、なにか関係が…?」

小「クリスマスの合言葉らしい」

三「はあ。それで何で呼び出されたんすか」


小「よく聞いてくれた‼なんでも今日、24日の夜に、南蛮ではサンタさんがよいこたちにプレゼントをくばるらしい」


滝「…それでその、私たちは何で呼び出されたのでしょうか?」

小「滝、聞いてなかったのか?」

滝「聞いてたつもりなんですが」

三「すんません、俺も分かりません」

小「2人ともしょうがないな〜。南蛮にはサンタさんがいるが、日本には居ないんだぞ?」

滝「はい」

三「そうっすね」


小「だから、ここ忍術学園のよいこたちには私たちでプレゼントを配るぞ‼」


滝「え」

三「プレゼントはあるんすか」

滝「いやそこじゃないだろう!私たち3人でプレゼントを配るんですか?」

小「ああ、そう言った」

滝「何のために?」

小「よいこたちのためだ!」

滝「そんな面倒なこと…‼」

小「…だめ?(うるうる)」

滝「…しょうがないですね、今回だけですよ」

三「それで、プレゼントは?」

小「それならちゃんとここにあるぞ!私がぜんぶ選んだんだ!」

滝・三(いやな予感しかしない…)

小「さあ、いくと決まったらはやくいくぞ‼よいこたちが多いからな」



こうして暴君のクリスマスがはじまったのである。

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