クリスマス企画
□5年
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5年ろ組のバヤイ
小「ここは竹谷の部屋か」
滝「そうみたいですね」
三「七松先輩、プレゼントは?」
小「ああ、ここにちゃんとあるぞ!」
滝「……瓶、ですか」
三「いきなり適当になりましたね」
小「あれっ?おかしいな。虫をいれといたはずなんだが」
三「どこかで逃げたんでしょうね」
滝「それよりプレゼント!どうしますか!」
小「瓶でいいとおもう」
滝「投げやり‼」
小「いや、瓶は役に立つぞ!虫を入れられるし!」
三「まあそもそもプレゼントが虫なのもあれですけど」
小「瓶がなくて困ることもたくさんあるし!」
滝「私にはないんですが」
小「だって瓶がないと薬売って貰えないし!妖精捕まえられないし‼」
滝「ゼ●ダかっ!!」
小「あれ本当に困るんだよな」
滝「少なくとも妖精捕まえる機会はないですから」
三「とりあえず次行きましょうよ」
小「おおそうだな」
滝「三之助が主導権をにぎるな!」
小「ここは、はちやと不破か」
滝「普段はまだ見分けがつきますけど、寝ると本当にわかりませんね」
三「まちがえたら大変っすね」
小「その点は心配いらないぞ。お揃いにしたからな」
滝「なるほど、先輩も考えましたね」
小「もっとほめて!」
滝「尊敬します」
三「すごいっすね」
小「すごいだろ!で、これがその赤ふんなんだけど、」
滝「前言撤回させてください」
三「軽蔑します」
小「名前の刺繍をいれちゃったんだよな」
滝「見分けないと意味ないじゃないですか」
三「本当になにやってるんすか」
小「……しくしく」
滝「大丈夫です冗談です全部」
小「それで名前というかあだ名というかそれを刺繍しちゃったんだ」
滝「それは、見分けるのが大変ですね」
三「ちなみになんて刺繍したんですか」
小「こっちがはちやのなんだけど」
三「変人…?」
小「変装名人の略だ」
滝「4文字は入らなかったんですか!」
小「こっちは不破のだ」
三「優柔不断…」
滝「4文字きちんと収まってるじゃないですか!!」
小「さて、どっちがどっちだとおもう?」
三「いつもの配置はどうでしたっけ」
小「いつもは不破が左のような気がするな」
滝「そうですか?私は不破先輩は右のイメージがあるのですが」
三「…ぶっちゃけ定位置とかないんじゃないすか」
小「もう適当においていくか」
滝「まあどっちにしても赤ふんですしね!」
三「じゃあ次行きますか」
滝「だからお前が主導権をにぎるな!」
5年おわりー!
もうみんななげやり。