水無月の夢

□6月16日
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昨日から終わらない喧嘩が続く。

「姫は家事全面禁止じゃ!!」

「嫌です!やらせてください!」

「駄目じゃ!お主の仕事は儂と猩影の世話!以上じゃ!」

「………」

ビシッと言ってやると姫が黙り込んだので、ニヤリと口元を緩めた。

「姫!わかったらはい、じゃろぉ?」

「……………はい…」

納得していなさそうな姫の返事を聞いて、がばっと姫の身体に覆い被さる。

「やっ…!」

「姫…あまりわかっていないようじゃから、じっくり教えてやるからのぅ…」

無理やり犯しているような感覚に興奮して、力づくで着物を剥ぐ。

「い、嫌です狒々様!乱暴にしないで!」

「もう遅いぞぉ…」

儂の下で暴れる姫を押さえつけると、この雰囲気だけで元気になった自身をぐいぐい押し付けた。

「ほれ…儂の息子はこんなに元気じゃぞぉ…」

「や…」

真っ赤になった顔を背ける仕草が妙に色っぽくて、ドキン、と胸が高鳴る。

「ったく…」

姫は、すぐにそうやって儂を煽るんじゃ、と心の中で思いながら、姫の奥に自身を突き上げた。

「あぁぁッ!いた、ぃ…っ、や…!」

ポロッと瞳から涙を零して、イヤイヤと首を振りながら姫は更に儂を煽る。

「良い、の間違いじゃろぉ?」

蜜が溢れてきた秘部に、わざと音が響くよう腰を突き立ててやると、姫はあっという間に達してしまった。

「はぁっ…はぁっ…」

荒い息を整える姫を見ながら、まだ自身を伝って溢れて来る蜜を感じる。

「姫は、無理やり犯されて感じる淫乱のようじゃのぅ…」

「ちがっ…!なんで、そんな…ひゃあッ!ぃ、やァッ!」

ぐちゅぐちゅとわざといやらしい音をたてながら、何度も何度も姫を絶頂に追い込んでやった。





おまけ&つぶやき。
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