水無月の夢
□6月26日
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「いやぁ!狒々様、助け…!やっ、いやぁぁぁぁっ!」
儂に助けを求めて泣き叫ぶ姫を見ながら、何故か呆然としている。
沢山の男に囲まれている姫は、犯されながら必死に儂の名を呼んでいた。
「あっ、ひひさッ!いた、やらぁ!ひぁぁッ!しょ、しょこはらめぇ!あぁぁぁぁっ!たしゅけてぇ…!」
下品に笑う男たちのモノが、姫の前と後ろの穴を出たり入ったりしているのがよく見える。
入るたびに姫の身体が仰け反って、儂を見つめながらポロポロと涙を零していた。
挿入されながら、口にも男性器を突っ込まれ胸をいじくりまわされている我が妻の姿に、強い怒りと共に激しく欲が湧き上がってくる。
自身が今までにないほど大きく膨れ上がっているのを見た…
…ところで、ふっと目が覚めた。
「むっ…夢かァ?」
キョロキョロと周りを見渡すと、いつも通りの部屋で、布団の上にいる。
なんじゃ、夢かぁ…
ホッとしたと共に少し残念な気持ちになっていると、自身だけはしっかり元気になっていることに気がついた。
「狒々様、大丈夫ですか?」
ふわりと優しい声がして隣を見ると、姫が眠そうな目で儂を見つめている。
「姫…今度、沢山の男に犯されてみるかァ?」
「えっ…え!?今、なんて…?」
「いや、なんでもねぇ…それより姫、儂のコレ、何とかしてくれぇ…」
「えっ、でも…んっ…」
姫に覆いかぶさって自身を押し付けながら、何か言いたそうな姫の唇を塞いで帯を解いた。
→おまけ&つぶやき。