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□全て。
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臨也said
『うん、何?』
臨「こんな時に言うのはずるいけど..
●●のこと好きなんだ。」
『え?』
臨「●●がシズちゃんのこと好きになるよりも前からずっと●●のこと好きなんだ。」
驚いたままの●●を俺は
抱きしめた。
『知らなかった、そんなこと。』
●●が鈍いんだよ。
『嬉しいんだけど、あたし..』
●●の頭がのっている方の肩が
冷たくなった。
●●が泣いているんだ。
分かってるよ、
●●はまだシズちゃんのこと
好きで好きで
忘れられないんでしょう?
そんなこと分かってるよ、
臨「..シズちゃんのこと直ぐに好きじゃなくならなくて良いよ、けど少しずつで良いから、だから..」
♀♂
●●Said
こんな臨也初めて見た。
しかも臨也があたしのことこんな風に思っていたなんて..
びっくりしすぎて
よく分からないけど...
1つだけ分かること、
『あたしまだシズのこと好きなんだと思う。』
臨「...」
臨也の抱きしめる力が強くなった。
『けど..あたしの中に臨也がいることも確かなわけで、』
あたしは..
『あたしは臨也に惹かれてる。』
臨「!!」
『我が儘なんだけどまだシズに未練はあるしまだシズの存在は大きいんだ。けど...けどそれでもいいなら、臨也がそれでもあたしのこと好きでいてくれるなら、あたしは臨也と一緒にいたいと思う。』
臨也said
『ごめん、こんなんじゃただ迷惑なだけだね』
●●が力なく笑った。
どちらとも何も言わず
しばしの沈黙が流れた。
臨「..迷惑じゃないよ、
むしろ俺は嬉しいんだけど。やっと叶ったかな、初恋は叶わないって言うのにね。叶ったってことでいいんだよね、ははっ。嬉しいなあ、ほんとに。」
『何かそんなに言われると照れるな、ふふっ』
臨「....●●、」
『なあに?臨也、』
臨「――――――――――、」
『...っ!//』
愛してるよ、心から。
(あたしも貴方の全てを愛するよ。)
(臨也結構くさいセリフ吐くね、)
(なんて言いながら●●泣いてるけどね)
(だって何か嬉しいんだm..むっ!)
(可愛いすぎ、離さないよ。)
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:D{真様!リクエスト有難うございます!管理人はシリアスを書いたことがなかったので、よく分からないことになってしまいました;すいません!ですが、これからもよろしくお願いします!
管理人 千景)