BOOK!!
□フライングスタートダッシュ
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臨「で、授業終わったけど?さっきのLINE新羅宛だったの?」
『知らん』
臨「新羅くん聞いてください事件です」
『もー!うるさい!忘れて!見間違いだから!!!!』
臨「うっわ顔あか、耳まで真っ赤だけど」
『あーもーほんと無理恥ずかしくて死ねる、恥ずか死する』
臨「いっつもあんなに俺のこと無視すんのに、そんな●●ちゃんがね〜あんな風にね〜そっか〜」
『〜〜っ!そう思っちゃったんだから仕方ないでしょ!一生の不覚!!!』
ー
臨「ね、新羅見て」
新「ん?………うわあ●●やらかしたね、」
臨「めっちゃかわいい」
新「えっ」
臨「この後話しかけたら顔赤くして叩かれたんだけど、」
新「うん」
臨「良かった」
新「はあ?」
ー
『ねええええええ!!!!新羅くん、新羅くん!!見て!』
新「ん?…あぁ、あれね」
『え、うん?いやいや、落ち着いてないで、これやっちゃったよね?どうしよう、引かれたかも』
新「大丈夫だって、引かれてない、引かれてない」
『うそうそ、絶対に引かれたよ。もう無理生きていけない』
新「ていうか、」
『うん』
新「臨也のこと好きなんだね、」
『うん、…え?違うよ、違うって!』
新「はいはい、」
フライングスタートダッシュ
(くそぅ、どうしても臨也が目に入る!)
(慌ててる、慌ててる)
(早く席替えしたい!!)
(今日も●●の方向いて寝てやろ)